民法 物権変動

 

物権の消滅レベルが試験の目玉

 

テキスト172

取得、変更、消滅

3レベルがある。

取得

・承継取得

これは もう一回 区別がわかれる。

特定物、 家や中古車について売ること、意思表示、口約束すること

これらを特定承継と呼ぶ。

 

・包括承継

意思表示ではない、法定(強制)

相続は 誰も声出してない。単に死んだという事実をしゃーなしに 法律で処理するだけ。

 

会社法の合併は 包括承継と呼ぶ。

人間が声を出して 契約してるけど 包括承継(ここは考えてはいけない)

 

で、

包括承継の意味は まるごと全部って言い方よりも、

割合で %で財産や借金が動くと考える。

たとえば

なくなる寸前に 迫田さんが 遺言を書いた。

「嫁に40% 息子に30% 娘に30% 財産渡す」

相続人がその 3人で全員の場合、

遺産分割の指定と呼ぶ。

このうち 娘に30%と書いてるけど 一部だけど 包括承継と呼ぶ。

なんで?

「割合で流す」ことを包括承継と呼ぶから。

包括=全部って意味じゃない

 

・原始取得

これは よく試験で出される。

具体例は

時効取得 即時取得のこと。

 

EX

迫田が善意無過失で10年 A土地を占有しました。

迫田は A土地を時効取得する。

 

ここまでは 覚えなくてもいいだろう、

だが、続きがある

法律には 「いつ所有権を取得したんですか?」

この最強の典型論点がある。

時効の場合は?

「時効取得の所有権取得時期は 占有開始時にさかのぼる。」

つまり、

「時効取得した場合 占有者は 時効完成時にA土地の所有権を取得する」

という文章は ×だ。

20年前の日付で 取得するという 歪な理論になってることを忘れるな。

これが 時効の場合の原始取得の意味。

ーーーーー

即時取得

A→盗人B→C

要は

所有権がない奴から 商品を買った場合の マジックのことだ。

盗人Bから買ったCが所有権をあげる方法だ。

 

マジックって意味は

通常 所有権がない奴が、所有権を売っても無効、

それを事情が事情だから 理屈を曲げて、ムリクリ有効にするってこと。

だから?

特定承継ではなく 原始取得と呼ばなきゃいけないってこと。

原始取得= 雪のようにまっさら 赤ん坊のように余計なもんがなにもくっついてないって意味

 

CF クロス、比較

単なる転売の2回流れ

D→E→F

これは 特定承継ですよ。

所有権ある奴が 所有権売っただけの通常型。

 

あの!

転売ってのは 100万で仕入れて 200万で売って、300万で売って

業者が利益、差益を抜く、中間マージン目的って考えてテキスト、過去問を見るんですよ。

中間者にいるBは いっつも不動産ブローカーって思えってこと。

 

消滅

 

難しい資格試験てのは これが目玉。

権利の「消え方、失い方」を聞いてくる。

 

・所有権の消え方 その後の処理

 

H28の記述でも 不動産の売買の担保責任を聞いてきた。

抵当不動産を購入して、第三取得者が その所有権を失った場合

買主に何が言えるか?

って視点でしたね。

 

・抵当権の消え方

「債務者が弁済した」

抵当権は当然に消える、金払った瞬間

別個で 抵当権消してくれ

って言わなくても 勝手に消えるってこと。

が、

試験では聞けないですよ、なんにも問題ないから。

 

「債務者が債務 滞納、抵当権実行、競売 買受人が現れた」

この場合、不動産についてた他人の権利は 原則 すべて消える。

まっさらな状態で 手に入るのが 不動産競売。

が、

民事訴訟法が試験範囲じゃないから 聞けない。

 

「抵当権消滅請求」

これですね。

抵当権消滅請求を叫ぶ奴は 第三取得者です。

登記されてる抵当権者全員にむかって 書面を出す。

「1000万で 抵当権を消すか、それとも 抵当権実行、競売かけるか?」

第三取得者→ 抵当権者に 選択を迫れる。

その書面を2ヶ月 無視したら 抵当権者は 1000万で抵当権を消すことに承諾したとみなされる。

 

なんで?

「いつ、不動産が抵当権実行されて競売かかるか?」

浮動状態だと、誰も買わないから

第三取得者の有利モノサシを作った。

抵当権者→ 第三取得者に

「金払え 抵当権けしたるから」とせまることは 代価弁済と呼ぶ。

これ、マイナーな知識。

抵当権消滅請求は 不動産についてる抵当権が すべて消える手続き

が、

代価弁済は 不動産についてる抵当権がすべて消えるワケではないから。